足つぼについて

実は、「足つぼ」は正式な名称ではありません。「つぼ」とは人間の体に14本あるとされるエネルギーの通り道上の特に敏感な点「経穴」のことで、鍼灸や指圧の考え方です。(WHO基準の足の裏の正式な経穴は一つだけです。)
いわゆる「足つぼ」の施術とは、足の裏にある「反射区」と呼ばれる「全身の臓器や器官」が投影された面を刺激していく技術のことです。
当院でも「若石健康法の足揉み」の反射区を刺激する技術を用いますが、「足つぼ」という言葉が通り名として一般化しているので、あえて「足つぼ」という表現を使用しています。

足に関する健康法の歴史は古く、古代エジプトや古代インド、古代中国に見られます。
現代の「足つぼ」は1913年にアメリカ人医師のWフィッツジェラルドの理論から派生しています。
「若石健康法の足揉み」は、1970年代に台湾で足を揉む健康法の普及活動にいそしんだスイス人宣教師ジョセフ・オイグスター(漢名:呉若石)に始まります。

全体重を支えるくらい丈夫な足に「指」で刺激を与える「自然物理療法」ですから「安全」「安心」です。
足を刺激し、血液循環を促進し、心臓から一番遠い足にたまった「老廃物」を取り除くことで、体の不調を整えて行きます。
興味のある方は、ご自身で毎日行うことで「自然治癒力」も高まっていくと思います。